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ある経験がトラウマになるかならないかは、その人の元々の性格もあるが、人生の中でポジティブな記憶がどの程度あると思っているかによる。

例えば、記憶の容量が100あったとして、その中の10がトラウマだったとする。
残りの90個の記憶のうち、90個がトラウマに近いような記憶だったらどうだろうか?
10個のトラウマ記憶の影響はとても大きいと容易に想像がつく。

一方で、90個の記憶が全て、ポジティブな経験だったらどうだろうか?
10個のトラウマ記憶は、なくなりはしないが、自分にはそれほど影響がないと感じられると思う。

トラウマが長く続く人は、このポジティブな体験の量が不足しているために起こる人が多い。

では、このポジティブな体験をどうやって増やすか?

物理的に、新しいポジティブな体験を増やすことも、大切な方法だ。
一方で、今持っているボジティブな体験をもっと強く感じるようにすることも大切になる。
もっと強く感じるようにするとは、すぐに思い出せるようにするということだ。

EMDRや催眠では、このボジティブな記憶をリソースと呼ぶ。
そして、このリソースを開発していく作業を行う。

 

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カテゴリー: PTSD トラウマ